数ある北海道の温泉地の中でも、人気ランキングにいつも登場する登別温泉。
大自然に囲まれたところにあるので、四季折々の景観を楽しみながら、ゆったりと天然温泉につかることができるのが魅力です。
さて雪深い北海道の冬、登別も雪に覆われます。
冬季閉鎖になる観光施設もなかにはありますが、冬ならではの楽しみ方もあるのです。
今回は冬におすすめの登別観光についてお知らせしたいと思います。
登別温泉観光の定番といえば
登別温泉に観光に来た人が、必ずと言っていいほど立ち寄るが「登別地獄谷」です。
爆裂火口跡と呼ばれるところで、谷になっている一帯のあちこちから煮えたぎる温泉が湧き出ています。
温泉街のすぐそばにあり、雪は積もりますが遊歩道はちゃんと除雪されますので、冬でも地獄谷まで行くことが可能です。
まわりには雪が積もっているのに、湧き出ているところはグツグツしているという、チョット不思議な光景が見られるのも冬ならではですね。
また「大湯沼川天然足湯」や「大湯沼」にも歩いていくことができ、地獄谷入口にあるパークサービスセンターでは長靴を無料で借りることもできます。
特に、雪景色を眺めながら登別の天然足湯につかると、いかにも冬の北海道に来たっていう感じがしますよ。
(ドカ雪が降ったときには遊歩道の除雪が終わるまで一時閉鎖になることはあります。)
登別の観光で冬しかできないこと
登別の観光には冬限定のアクティビティもあります。
スキー・スノーボードやスノーモービルなどのウインタースポーツがありますが、スノーシューはご存知でしょうか?
西洋カンジキとか洋風かんじきとも言われている靴に装着するもので、フカフカの雪の上でも埋まらないで歩けるようになります。
このスノーシューをレンタルして、雪積もる登別の森の中をウォーキングするというアクティビティが用意されています。
コースは泉源公園からスタートして、地獄谷~鉄泉池~地獄谷張出展望台を経由し、奥の湯・大湯沼をまわって、大湯沼川天然足湯で足湯につかり、出発地の泉源公園でゴールです。
料金は中学生以上が優待価格で4,500円、3歳から小学生までが同様に3,000円、最少人数は2名からですが、予約が必要になります。
http://gwc.noboribetsu.co.jp/?page_id=13
それなりの時間はかかりますが、秘境探検気分を味わえるのは、北海道の冬の観光ならではのものでしょう。
まとめ
地獄谷も足湯も冬だからといって閉鎖にはなりません。
大雪で除雪が追いつかなくなったときに、一時的に通れなくなるだけです。
なお地獄谷展望台・地獄谷遊歩道には「鬼火の路」として、夜9時半まで明かりが灯され、いっそう“あの世への路”的な雰囲気になります。
(寒さ対策は厳重に!)
日中に時間をとれるのであれば、スノーシューでゆっくりと登別の冬の森を散策するのもおすすめです。
ランチはどうする?
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