札幌から車で約1時間、新千歳空港からは約40分というアクセスのいい場所にありながら、大自然の中にあって日本一の水質を誇る支笏湖では、四季折々の景観を楽しめるだけではなく、季節ごとにイベントも行われています。
今回の記事では、支笏湖観光に来た方がより楽しめるように、湖畔で開催されているイベントについてご紹介したいと思います。
支笏湖氷濤まつり
1年の最初に支笏湖で開催されるイベントは支笏湖氷濤まつりです。
1月下旬から2月中旬まで開かれる支笏湖氷濤まつりは、さっぽろ雪まつりと並ぶ冬の北海道を代表するイベントで、例年20万人を超える観光客が訪れています。
会場に並んでいる氷像は、透明度の高い支笏湖の水をスプリンクラーを使って骨組みにかけて作ったものです。
透明な氷像は日中は青みを帯びて光り輝いて、夜にはライトアップで照らされて、七色に浮かび上がります。
また氷像だけで飽きることのないように、子供たちに人気の氷の滑り台が設置されていました。
ちなみに氷濤まつりの「濤」は”怒濤の勢い”などに使われている、大きくうねる波という意味のある漢字です。
支笏湖湖水開き
4月の第4日曜日には、支笏湖の安全祈願祭ともいえる支笏湖湖水開きが開催されます。
いよいよ本格的な観光シーズンが到来するタイミングのイベントですね。
この日には神社の宮司さんによって祝詞があげられるほか、地元の小学生が遊覧船の上から大きな”鍵”を支笏湖に投げ入れます。
それからヒメマスの稚魚の放流式が行われたり、遊覧船・温泉入浴・食事・おみやげの割引が実施されたりしているのが、支笏湖湖水開きというイベントです。
支笏湖湖水まつり/花火大会
6月頃から7月中旬までの間くらいの土日の2日間で開催される夏のイベントです。
地元和太鼓チームの演奏や日替わりのライブステージ、ヒメマスの塩焼き限定販売や地元産の旬の野菜の即売などが行われます。
そして夏の風物詩、恒例の湖上花火大会。
湖水まつりの初日となる土曜日には、花火大会が開催されます。
湖の上を走るボートから打ち上げられる花火は見ている場所から近いので大迫力です。
<
支笏湖紅葉まつり
最後は10月中旬頃に開催される支笏湖紅葉まつり。
赤や黄色など、色とりどりに染まる支笏湖の大自然の中で、北海道の秋の味覚を楽しめるイベントです。
支笏湖の名産ヒメマス(別名チップ)ときのこがたっぷりの「秋の味覚汁」が、1杯300円(限定300杯)が目玉で、ほかにも地元でとれた新鮮野菜の産地直売なども行われます。
まとめ
春は支笏湖湖水開き。
夏は支笏湖湖水まつり&花火大会。
秋は紅葉を観ながら味覚を楽しむ支笏湖紅葉まつり。
そして、冬は氷の祭典の支笏湖氷濤まつりが開催されます。
イベントの開催日は年ごとに変わりますので、千歳観光連盟の公式サイトでご確認ください。
http://www.1000sai-chitose.or.jp/