札幌の桜の名所として人気の円山公園は、札幌開拓史とも深い関わりがあるところで、昔から市民の憩いの場となっています。
また花見に宴会はつきものですが、明治時代から今に至るまで、それも変わりなく続いているようです。
というのも公営の公園としては珍しく、花見期間限定で火気の使用が認められているので、ゴールデンウィーク中の円山公園は、札幌市民のソウルフードともいえるジンギスカンを楽しむ姿であふれます。
札幌円山公園の桜の見ごろ
円山公園の桜の見ごろは、例年では4月下旬から5月中旬となっています。
もちろんその年ごとに開花・満開時期には差があり、例えば2017年では4月30日に5分咲きとなった桜は、5月3日に満開を迎え、6日には終花となりました。
ばっちりゴールデンウィークと重なったわけですね。
おかげで道路は大渋滞、公園内も混雑していました。
札幌円山公園の桜の種類
円山公園の桜の種類は、開拓使・島判官を悼んで神社の参道に植えられた「エゾヤマザクラ」(本名:オオヤマザクラ)が中心となっていて、現在ではおなじみの「ソメイヨシノ」などを合わせて約160本の桜が植えられています。
北海道の桜の特徴としては、花も葉も同時に芽が出ることで、さらに本州では桜より先に咲く梅も、北海道ではほとんど変わりなく同時期に開花することです。
梅も桜も葉桜も、みんな一緒というところが、おおらかな(おおざっぱな?)北海道らしいと思いませんか?
円山公園でバーベキュー
円山公園には「特別火気使用可能期間(お花見期間)」があります。
期間は桜の開花状況に合わせるので、その年によって違うのですが、ここ数年では4月29日~5月6日の8日間でした。
だいたいゴールデンウィークと同じ期間になりそうですね。
特別火気使用可能期間中はバーベキューコンロ一式のレンタルもあるので、道具をもっていかなくてもバーベキューをすることができます。
※ただし以前は電話予約制だったのですが、平成29年からはメールフォームまたはFAXによる申し込み後の抽選となりました。
4月中旬くらいにならないと火を使える期間が決まらないので、近くなったら円山公園の公式サイトで確認してください。
円山公園へのアクセス
円山公園へのアクセスや駐車場などの情報はこちらの記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。
まとめ
札幌円山公園の桜の見ごろは、例年で4月下旬から5月中旬まで。
ちなみにここ数年の、札幌の桜の開花日の平均は5月3日です。
北海道特有の桜であるエゾヤマザクラ(蝦夷山桜)を中心にソメイヨシノなど、約160本の桜が植えられています。
札幌市中央区の公園としては唯一、お花見期間限定ですが火気の使用が許可されるのでバーベキューも可能です。