藻岩山の夜景へのアクセスは?車での行き方は?

市電

日本新三大夜景に選ばれた藻岩山の夜景を見に行くには、いくつかの方法があります。

大きく分けて公共の交通機関を利用する方法と、車で行く方法がありますが、車で行く場合は藻岩山の中腹までしか行くことができません。

また季節によっては山麓までしか行くことができなくなるので注意が必要です。

今回は藻岩山の夜景へのアクセスについてお知らせしたいと思います。

藻岩山の夜景へのアクセス方法

まず藻岩山のふもとまでのアクセスですが、公共交通機関の場合は市電(路面電車)かバスになります。

市電はループ化しているので、どの停留場から乗っても大丈夫。

http://www.city.sapporo.jp/st/route_konaizu/index.html

(ただし向きが反対だと一周約1時間かかります。)

料金も一律大人200円、こども100円です。

「ロープウェイ入口」で下車すると、市電停留所のすぐそばから「もいわ山麓駅」行きの無料シャトルバスが15分間隔で運行されています。

停留所からバス乗り場の間にはマンションが建っていて直接見えないのですが、停留所に案内が出ていますし、すぐそばの交差点の角にも大きな案内板があるので大丈夫でしょう。


バスの場合は、地下鉄円山公園駅と地下で直結している「円山バスターミナル」から出ているJRバス「ロープウェイ線[循環円11]」もいわ山ロープウェイ経由に乗れば、ロープウェイ山麓駅に到着します。

料金は大人210円、こども110円です。

ちなみに円山バスターミナル付近にある観光スポットには、円山公園、円山動物園、北海道神宮などがあり、また大倉山ジャンプ競技場・展望台への路線バスや観光バスもこのターミナルから出ています。


そして藻岩山からの夜景を見るために山頂展望台へ行くには、まず山麓駅からロープウェイに乗って中腹駅まで行き、そこからケーブルカーの「もーりすカー」に乗り換えて山頂駅まで行きます。

どちらも15分間隔で運行していて、所要時間も数分です。

料金はロープウェイが片道大人600円・こども300円、もーりすカーが片道大人300円・こども150円、往復セットにすると大人100円・こども50円が割引になります。

藻岩山の夜景への車での行き方

藻岩山の夜景と月

車で行く場合は2通りのルートがあります。

まずは「藻岩観光自動車道」を利用して中腹駐車場まで行く方法です。

乗用車の通行料金は660円になります。

ロープウェイで往復するよりは安いですね。

実は藻岩山は2011年にリニューアルしたとき、山頂付近の環境保護の目的で、車で山頂まで行けないようになりました。

車で行けるのは中腹までで、ここから山頂までは「もーりすカー」に乗るか、歩いて登ります。

遊歩道は舗装された600mほどの路で、山頂まで15分位です。

ただし夜間照明はないので、暗くなったら通ることができません。

夜景を見た後は「もーりすカー」で中腹駐車場まで降りるしかないということになります。

また藻岩観光自動車道に入場できるのは21:30までになっているので、深夜・早朝に車で行くこともできません。

それから通行できる期間は、4月上旬から11月20日までの夏期間のみで、冬期間は通行止めです。


もうひとつは、もいわ山麓駅前にある120台の無料駐車場に車をとめて、「ロープウェイ+もーりすカー」で山頂まで登るという方法です。


注意点として藻岩観光自動車道の入り口と、もいわ山ロープウェイの乗車口は、藻岩山の反対側にあるということで、その場でルート変更となると山際をぐるっと回らなければならないので20~30分かかります。


ちなみに藻岩山で夜景が見える時間については別記事にまとめてあります。

これまで日本三大夜景といえば函館・長崎・神戸でしたが、2015年10月に夜景観光コンベンション・ビューローによって認定された「日本新...

まとめ

市電で行くなら「ロープウェイ入口」で下車後、無料シャトルバスに乗ります。

バスで行くなら「もいわ山ロープウェイ」で下車です。

車で行くなら「もいわ山麓駅」前の駐車場にとめて、ロープウェイ+もーりすカーに乗るか、藻岩観光自動車道を登って「もいわ中腹駅」前の駐車場にとめた後、もーりすカーに乗るという方法があります。

ちなみに「札幌もいわ山ロープウェイ」にはJAFの優待割引があり、「ロープウェイ+もーりすカー」の料金が会員を含む5名まで、大人200円・こども100円が割引になります。

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