札幌の桜の名所には、北海道神宮、円山公園、真駒内公園などがありますが、桜の本数でピカイチなのがモエレ沼公園です。
園内の桜エリアに植えられた桜の総数・約2600本は、札幌のみならず北海道内でもトップクラスの本数になります。
東京の上野公園の桜でも1100本ですからね。
桜の見ごろとしては例年5月上旬から中旬になっているので、もしその時期に札幌に観光に来ることがあれば、モエレ沼公園でのお花見はいかがでしょうか。
モエレ沼公園の桜でお花見
広大な敷地のモエレ沼公園にはサクラの森というエリアがあります。
約2600本の桜が植えられたサクラの森エリアには、彫刻家のイサム・ノグチがデザインした遊具が、さらに7つのエリアに分かれて設置されています。
大人は桜を眺めながら、子どもを遊具で遊ばせることができるので、お子さんが飽きなくていいです。
遊具も彫刻家がデザインしただけのことはあって、その辺の公園ではお目にかかれないユニークもので、しかも種類もたくさんあります。
モエレ沼公園の桜の種類
サクラの森で一番に開花する桜は、エリア内でも一番多いエゾヤマザクラです。
樹皮は紫褐色をしています。
その後チシマザクラ(樹皮は紫褐色で根元から美樹が分岐)、おなじみのソメイヨシノ(樹皮は灰褐色)と咲いていき、そしてカスミザクラ(樹皮は灰褐色で葉と同時に開花)、サトザクラ(樹皮は暗褐色)とつづきます。
モエレ沼公園でのランチはどうする?
地元の人間なら、手作り弁当持参で行くことが多いと思いますが、観光旅行中ならそれは難しいですよね。
それならランチをどうするかということになりますが、
・モエレ沼公園内のレストラン「ランファン・キ・レーヴ」で食べる
・モエレ沼公園内のテイクアウトショップ「パニエ」で買う
・事前にコンビニなどで買っていく
といったところでしょうか。
離れ技としてはお隣の敷地にある「サッポロさとらんど」にあるレストラン「はるにれ」に行くという方法もありますが、隣と言っても歩けば30~40分くらいかかってしまうので、車がないとちょっとキビシイですよね。
フランス語で”夢見る少年”という意味の「ランファン・キ・レーヴ」はガラスのピラミッド内にある、北海道産の新鮮な食材にこだわったフランス料理店です。
ミシュランガイドにのるほどの本格フレンチなので、大人のランチにはおすすめですが、小さなお子さま連れにはハードル高いかも。
レストランに隣接しているテイクアウトショップ「パニエ」では、ランチボックス800円、おにぎりセット500円、カレーライス600円などの軽食のほか、ソフトクリームやドリンクを販売しています。
モエレ沼公園へのアクセス
モエレ沼公園へのアクセスについては別記事にまとめてありますので、そちらの方を参考にしてみてください。
まとめ
約2600本の桜が植えられたサクラの森には、イサム・ノグチがデザインした遊具が7つのエリアに分けて設置され、森の中の小路でつなげられています。
お昼は芝生の上にレジャーシートを広げて、ゆっくりお弁当を食べながらお花見するのがおすすめです。